これからミニボート釣りを始める方のボート選びの参考になればと思います。
超有名なリョービのボートエースですが、気付けば20~30と乗り継いできました。
そして今はボート釣り用に30と磯渡りに20を利用しています。
現在は中古は色んな種類が出回っているものの、新艇は23のみとなってしまいました。
残念ながら23だけ乗ったことがなく、他の20,25,30は乗ったことがあるのでそれぞれの特徴を書いていきたいと思います。
1番コンパクトな20
過去ブログの写真
なんといっても全長2mという超コンパクトボートのため、15kgというすごく軽いボートになります。
運搬とカートップだけを考えれば、この軽さはないので間違いなくコレです!!
しかし海での安定性は超不安定。
水汲みや水面を見るのが困難なほどで、少しでも波が出たら転覆してしまうと思います。
サイドフロート使用でやっと釣りや渡しとして使えるようになると思って購入した方がいいです。
自分は浮力15kgのサイドフロートを両側に取り付けていますが、それ以下のフロートは安定性にかけると思います。
純正のサイドフロートなら片側50kg近い浮力があるようなので、これを買えば間違いないのですが高額なうえにもう販売されていないかもしれません・・
一応似た商品がありますので、このあたりが良さそうです。
そして気になるのが喫水の低さ。
もともと船外機を取り付けられるようになっていないので、トランサムSの船外機でも本体部分が海面と近くなりすぎるので、エンジンマウントのかさ上げが必要となってきます。
この点は23の船外機モデルでは改良されているのだろうか?
余談ではありますが、ヤマハの8fのボート。
長さ2.4m幅1.3mほどのボートと安定は同じ感じだと思います。
こちらのボートもサイドフロート無しでは恐ろしい安定感でしたので・・
ボートエース25の安定性
少し大きくなって作りもしっかりとなった25タイプ。
船体重量が一気に32kgと重くなってしまいましたが、背負うように運べばギリギリ運搬できるしカートップも何とかできるサイズです。
海上での安定性はというとサイドフロート無しでも何とか釣りできるといった感じ。
ですが、やはり安定性にかけるのでフロートはあった方がいいと思うレベル。
2人で乗るなら絶対に取り付けておかなければだめですね。
喫水は高めなのでトランサムSの船外機がピッタリです。
あとこの船外機モデルから4馬力搭載可能ですので、1人で釣りに行くなら運搬と滑走での海上移動ができるこのボートいいと思います。
残念ながら僕のは手漕ぎモデルなので、2馬力までとなっていますが・・
安定のいいボートエース30
過去ブログの写真
ダントツの安定感がある3mモデルです。どのモデルよりも安定感があり、1人での使用ならサイドフロートは無しでも釣り出来るかなといった感じです。
サイドフロートありならかなりの安定性を得られます。
どう考えてもおすすめはこれなんですが、船体が38kgとなってしまい運搬が1人ではかなり厳しいボートとなっています。
長いため持った感じはもう少し重たく感じますし、カートップもこのあたりから無理な方がでてくるといった感じです。
これをクリアできるならダントツでこのボートがおすすめです。
このボートも5馬力まで搭載可能となっているので、滑走できて海の上でストレスないですね。
トランサムもSでピッタリです。
2人で釣りをするのなら広いし、運搬もできると思うのでこのボートですね。
一応2人の時はサイドフロート取り付けておいた方がいいと思います。
乗り比べてみた結果
それぞれいい所と悪いところがありました。
使い方にあったボートを買うのがおすすめです。
単独で2馬力釣りのみですと20か23でサイドフロートを取り付ける。
たまに2人でも行くというなら25。
2人で釣りがメインなら30といった感じでしょうか。
個人的には免許持ちで1人なら25が最強かなと思っています。
30で1人は重すぎて行く回数が減ってしまいそうですw
ちなみに2人乗りで5馬力ではギリギリ滑走しないので、もう少し余裕のあるエンジンが搭載できるボートが欲しいなぁとなってきてしまいます(^^;