今回は一時抹消中の小型トレーラーを他県の方から譲ってもらえることとなり、再登録まで自分でやってみたいと思います。
軽トレーラーは長さ3.3m幅1.47mですが、今回の小型トレーラーは長さ4.7m幅1.7mとなります。
それ以上のトレーラーは普通トレーラーとなります。
12ftを積載するには長すぎるかもしれませんが、船外機を取り付けて運搬できるのが大きなメリットですね。
軽トレーラーと違い少し大変でしたが、車検まで何とか持っていく事ができましたので、これからトレーラーを購入される方の参考になればと思います。
引き取り~整備~ユーザー車検といった流れです。
それでは自分がやった手順です。
目次
書類を送ってもらう
まずはなるべく早く車検証を送ってもらいます。
一時抹消中でしたら登録識別情報等通知書という書類を送ってもらいます。
譲渡証明も実印を押したものを送ってもらえるなら送ってもらいましょう。
これと同時に車検証を写真でもらうか、ファックスしてもらいましょう。
車台番号が分かれば書類が届く前に自賠責加入と車庫証明の手続きができるので、写真かファックスをぜひ送ってもらってください。
車庫証明の手続きをする
小型トレーラーは普通車扱いになるので車庫証明が必要です。
普通自動車を買った事がある方なら分かるかと思いますが、車庫証明は手続きしても3~7日ほどかかってしまいます。
これがやはり1番の進行の妨げになるので、1番早く手続きするのがおすすめです。
車庫証明は近くの警察署で用紙をもらいます。
受付は平日で16時や17時や警察署によって時間が違うので確認が必要です。
自分の場合は平日はほとんど仕事ですので、用紙を嫁に取りに行ってもらう事となりました。
車台番号など記入し、家の場所と駐車場を図で書きます。
これでまた提出するだけですが、平日なので行けるはずもなく嫁に提出に行ってもらう事となりました。
ちなみに委任状や判子などはなかったです。
自賠責に加入する
引き取りに行くには仮ナンバー(臨番)が必要ですが借りるには、自賠責証明と身分証明が必要です。
自賠責ですが、トレーラーはとても安くて13か月5330円です。
これは小型トレーラーは1年毎に車検なので13か月ですが、25か月入っても5440円と110円しか変わらないので、25か月にしました。
車検証の原本がない+トレーラーっていうので数件断られましたが、親切な車屋さんで加入させてもらえました。
トレーラーは分かりませんってのが多かったので、陸運局での代理店の加入が間違いないかもしれません。
仮ナンバーを借りる
次に区役所や役場で仮ナンバーを借ります。
これがあれば公道を堂々と走ることができます。
自賠責証明書と身分証を持っていき、区役所の書類に使用目的や使用ルートなどを書くとナンバーを貸してもらえます。
5日間750円でレンタルできるので、そのあいだに引き取りと車検を終わらせるのがいいですね。
トレーラーの引き取りと整備
仮ナンバーを借りたらトレーラーの引き取りに行って車検に受かるように整備です。
ちなみに引き取りに行ける車両はきちんと灯火類などが光る場合のみですので注意が必要です。
引き取りの時に書類等送ってもらっていない場合は、車検証と譲渡証明をもらって帰りましょう。
灯火類などに問題がある場合は、仮ナンバーではなく積載車をレンタルするか業者さんに配達してもらいましょう!
トレーラーの場合
- 灯火類が問題ないか?
- サイドブレーキが効くか?
- 三角反射板があるか?
- タイヤの溝はあるか?
このあたりを気をつけると大丈夫だと思います。
車検の予約をする
検査予約システムから最寄りの陸運局の車検予約をします。
アカウントやパスワードを作らないといけませんが、とても簡単に予約できます。
平日の自分の検査にいける時間を選択しましょう。
必要書類の確認
車検の予約ができたら必要書類がそろっているか確認です。
譲り受けた一時抹消車の再登録に必要な書類は
- 車検証(登録識別情報等通知書)
- 譲渡証明(譲り手の実印を押したもの)
- 印鑑証明(実印も必要)
- 車庫証明
- 自賠責
車検当日
仮ナンバーをつけたトレーラーを曳いて陸運局にいきます。
何も分からないので、検査受付という所でどうしたら良いか聞くと丁寧に教えて頂けました。
だいたいの流れですが
- 受付近くの機械で車検証のQRコードを読み取る
- 発行された書類に住所など記入
- 別棟で重量税と検査代の支払い
- 特殊車両レーンでの検査
- 検査窓口へ書類の提出し、車検証が完成
- 別棟で自動車税の支払い
- 別棟でナンバー代支払い
- 駐車場でナンバー取り付けと封印
といった感じでした。
個人のユーザー車検には冷たい対応をされると聞いていたのですが、職員のみなさん忙しそうにされている中とても親切にしてくれました♪
前は手書きで書いていた書類も受付のQRコードを読み込むだけになっていましたので、とても簡単に車検を通すことができたと思います。
ぜひみなさん自分でやってみたいと思う方はやってみてください。
また継続検査の方も来年やり方載せますね。
今回のトレーラー検査の費用
陸運局で支払った費用です。
- 重量税 6300円
- 検査費用、登録印紙 2500円
- ナンバー代 765円
- 自動車税月割 800円
陸運事務所での支払いは10365円でした。
ここに来るまで自賠責に加入しているので5440円。
仮ナンバーを借りるのに750円なので合計16555円で検査を通す事ができました。