ダイハツタントLA600sのオイルとフィルター交換をしました。
この車はオイル粘度が5w-30となっていますので、自分で交換できる方はすごくお得となっています。
またオイル量もオイルのみ2.7ℓ、フィルター交換時、2.9ℓと少なめとなっているので、ますます安上がりです。
ちなみに旧型375sは同じ量と粘度で、新型650sはオイル量が増えて、0w-16と高額のオイルが純正となっているようです。
最後にどれだけお得になったかも書こうと思っていますので、ぜひ読んでいって下さいね。
目次
オイルを抜く
フロントバンパーの下を覗くとすぐ手前の方にドレンボルトがありますので、これを外せばオイルが抜けます。
ジャッキアップをしてから作業が通常ですが、この車種はだいぶ手前にあるので無理すれば車を上げなくても作業できるかもです。
オイルエレメントを外す
フィルターですがドレンボルトのすぐ手前にあります。
フィルター自体がネジになっていますので回すだけで外せますが、結構固くカップ型のフィルターレンチ65mmが必要となります。
専用工具なしで何とかしたい場合、万全の姿勢がとれたならゴム手袋で両手でやれば結構回ったりします。
外す途中にオイルが出てきますので、汚れないように注意が必要です。
ボルトとフィルター周りの清掃
オイルが抜けきったらゴミなども付着していますので、綺麗に拭いて掃除をします。
掃除無しで取り付けた場合、パッキンがゴミの上に乗って隙間ができ、そこからオイル漏れしますので必ず掃除します。
パッキンとフィルターの交換
ドレンボルトについているパッキンを新しいものに交換します。
12mmタイプのパッキンが大量に入ったのが安く売っているので、それを買っていると色々な車に使えて便利です。
オイルフィルターのパッキン部分には、薄くオイルを塗っておくと密着がよくなりオイル漏れが防げます。
ドレンボルトとフィルター取り付け
ドレンボルトの締め付けトルクですが、規定トルク値で締めると結構強めなのでオイルパンを潰してしまいそうな?感じがするのでいつも手の感覚で締めています。
手で締めて固くなった所からメガネで軽く締めるといいです。何回かすれば感覚で分かると思います。
初めてならメガネを車に積んでおき、しばらく走ったら緩んでないか?車の停めていた場所にオイル漏れの跡はないか確認すれば大丈夫です。
フィルターの取り付けも同様です。手で締めていくとパッキンがあたり固くなります。
そこからレンチで4分の3、または2分の1回転などフィルター自体の説明に従って取り付けます。
フィルターの文字や柄の位置で何度回したかを見ます。
オイルの入れ方
ドレンとエレメントを取り付けたらオイルを入れます。
左側に給油口で真ん中手前がオイルを確認する場所です。
タントの場合オイルを入れるキャップをエンジンのカバーが邪魔をして開けにくくなっています。
カバーを外すのは面倒なのでキャップが固い場合、10mmくらいのスパナでキャップの端を回してあげれば緩むかと思います。
先ほどもいいましたが、カバーが邪魔ですのでオイルを入れるときは漏斗やホースなど使わないと、ぶちまけてしまうかもしれませんのであらかじめ用意しておきましょう。
エンジンをかけた後オイルの量をチェック
今回はフィルターも交換を行ったのでオイルを2.9ℓ入れました。
エンジンをかけてしばらくアイドリングさせ、エンジンを止めます。
オイルレベルゲージでオイル量が適正か確認すれば交換完了となります。
ゲージはまず抜いて拭く、それからもう1度奥まで入れて抜いてください。先端にある印と印のあいだにオイルが来ていれば適正値となっています。
自分で交換どれだけお得か?
最後に600sタントは安いオイルに少ない量でいいのでかなりお得になります。
例えば5w-30の20ℓのペール缶だとカストロールでも7000円ほど(これから値上げはあるかもしれません)
メーカー純正オイルだと6000円台で購入することができます。
タントはオイル量2.7~2.9ℓですので、20ℓだと約7回分は交換することができます。
- 7000円で7回交換したとすれば、1回1000円。
- 6000円のオイルだと7回交換で、1回850円。
とてもお店ではやって頂けない料金となります。
オイルフィルターもまとめ買いすると500円以下で買えますので、ペール缶を買うと決めたら一緒に購入するといいです。
ぜひやってみてください。