前回書類無し船体番号無しで登録が難しいという話をしましたが、今回は船体番号ありで書類無しのボートは登録できるのかどうか調べてみました。
船体番号とはボートのどこかにプレートや刻印があって船の種類とシリアルナンバーが入っています。
小型船舶機構(ＪＣＩ)に電話で確認したところ、これがあれば面倒ではありますが、登録可能というお返事をもらいました。
３ｍ未満の船だと更に簡単に船検までもっていけるようですが、今回買おうとしているのは１２ｆｔのボートですので実印などいるようです。
ほんらいなら書類があればそれを提出して名義変更と船検をするようなのですが、こちらの船は何もないため新規登録となります。
まず船体番号を伝え、盗難届けなど出ていないか確認してもらいます。
ここで船検を受けた事のある船なら情報が出てくるようなのですが、船には船検番号のシールもなくやはり無登録の船でした。
もちろん盗難届けが出ていると登録はできないどころか、話はややこしくなるので気をつけてくださいね。
これがクリアできればＪＣＩで登録に必要な書類をもらいました。
新規登録申請書、船舶検査申請書、臨時航行申請書、申立書を用意してもらいました。
申立書は譲渡証明がなぜないのかを説明する書類で、自分と譲ってくれる方の実印と印鑑証明を用意してくださいって事でした。
流れとしてはボートを見てもらい、臨時で耐久試験を数時間してからもう１度ボートを見てもらうといった流れとなります。
そこから船舶検査をするといった感じでしょうか。
予備検査付きの船なら臨時航行がなしで登録できるという話だったのですが、それすら不明なため臨時航行はしてくださいって話となりました。
臨時航行しないといけないのが少し面倒ではありますが、登録は可能って事は分かりました。
落下試験や強度の試験があるようなので古いボートなので、そこで船検通らなかったらどうしようか迷います。
やっぱり書類ありの船が楽でいいですね～。