トーハツ・シープロのサーモスタットは毎年点検がおすすめ

今回は2サイクルのトーハツ8馬力のサーモスタットが開きっぱなしとなってしまい、点検と交換を行いたいと思います。

スタート時から検水口とは別のところからドバドバ冷却水が出る状態です。

マーキュリーシープロ8~9,8馬力も2ストで同じ作りとなっているので参考にしてくださいね。

去年ちょうど同じ時期にサーモスタットの交換をしたのですが、寿命としては1年では早すぎ?

管理が悪かったのか?

使用頻度は月に2、3回釣行で1年で30回は行ってます。

毎回帰ってきてからバケツでフラッシングを20分ぐらいしていたんですけどね・・・




最後の釣行から3週間あいての使用で症状に気付きました。

このあいだに潮が固着してしまったのか、とりあえず近所は海水温13℃くらいですのでオーバークールはよくないので分解することにしました。

この船外機は前も紹介したかもしれませんが、シリンダーのヘッドボルトが折れるで有名なエンジンです。

しかし1年前に開けているので、驚くほどすんなり外れました。

去年は本当に開けるのに苦労してボルトも折れてと、数時間かかりましたが今回は5分ほどで開きました。

やっぱり日頃のメンテナンスは大切なんだと思いましたw

1年で1番痛んだボルトはセンターのボルトでこんな感じでした。

まだ大丈夫そうですけど2年3年目は恐いですね。

すんなり開いても結構潮が目につきますねー。

サーモスタットの周りには潮が目立ちます。

外してみたらそこまで痛んでもないし、固着もしていません。

周りの潮の塊が悪さしてただけかな?



清掃したら復活しそうな感じでしたが、せっかく分解したので新品交換です。

エンジンブロック下の水路もついでに点検。

ウォーターラインに潮詰まりはないけど、シリンダーヘッド周辺には少し潮が絡まりつつあります。

ここはインペラからの水が通らない所で仕方ないので、やっぱり毎年の点検が必要ですね。

ちなみにクランクケースが前回欠けてたのを、パテで補修してた部分は問題なく保っていました。

捨てようと思っていたエンジンが復活したので、JBウェルド素晴らしいです。

良かったら最強パテJBウェルドで船外機のクランクケースを修理する!をみて頂けたらと思います。

ヘッドボルトも錆が出始めていたので交換します。

200円くらいするし11本あるし地味に出費ですw

あと前回と違うのがヘッドのガスケットが新型になっていました。

ひょっとしたらヘッドボルト折れ対策のガスケットがあるって聞いたのでこれかもしれません。

去年は潮噛みで本当に大変でしたが、毎年整備したら本当に楽なのでこれからも毎年メンテナンスはしていこうと思います。

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