和歌山 中紀の広川にある渡船でもいける地磯です。
広川町の磯は穴場で人が少ないのが特徴。白木の地磯やばべ鼻、そして今回紹介する名南風鼻(ナバエノハナ)があります。
この地域では1番潮通しがよく、あたりは岩礁帯ですので魚影が濃い場所となっています。
山の中をかなり歩かないと行けないため、最近はみなさん渡船を利用して磯に乗っています。
渡船を利用では夜釣りや朝早くからの釣りはできないので、お金もかからないし体力に自信のある方はぜひ行ってみてはどうでしょうか?
名南風鼻の磯について
磯は広いので北、西、南側といくつかポイントがあり、ある程度の風ならどの季節でも釣りが楽しめるようになっています。
先端付近の岩は大潮の満潮時には沈んでしまったり、波がかぶってしまうことがあるので1日釣りをするなら注意が必要です。
北西が強くても南側の風裏で釣りをすることが可能ですが、磯が低い場所と足元が浅いところが多い。
北側は足元よりどんどん深くなっていきますが、北西には弱く落ちの日か夏場の釣り座になっています。
磯までの山はひたすら歩くだけですが、最後ロープで降りていかないといけない場所があるため、両手はあけておいた方がいいです。
磯まで30分弱はかかるので、必ず背負子を使って最低でも片手はフリーでお願いします。
名南風鼻で釣れる魚
アオリイカを狙いに来ている方が多い。
先端では潮通しがよくツバス、ハマチ、サゴシ、シオなどが釣れます。良い日はナブラが頻繁に見られます。
沖は水深があるので遠投カゴでマダイの釣果もあがっています。
フカセや紀州釣りではグレ、チヌ、アイゴの数釣りが楽しめます。
駐車スペース
少し入口より遠くはなりますが、樫長海岸沿いの茂みに駐車できます。
山の中への入口付近にも駐車できそうなスペースがありますが、このあたりはみかん農家をしている方が仕事で駐車されるので止めないようにしてください。
名南風鼻までの行き方
西広海岸より少し北側にある小さな波止場があるかしなが海岸が目印です。
港の横から山の方へ歩いていきます。
すぐに分岐がありますがまっすぐ行きます。
また分岐があるので左へ行きます。
左側に池を見ながらつき当たりを右へ行き、坂を登っていきます。
この辺まで百姓の方が車で来られるので路駐はしないように。
結構キツめの登り坂を上がったら徐々に山の中へ景色が変わってきます。
山の中へ入ったらあとはひたすら1本道ですが、最近ナバエまで山越えする人が減ってきて草が伸びてきて、この1本道も分かりづらいところもあるかもしれません。
山中は左が崖ですので、落ち葉で足を滑らせないように注意が必要です。
海が見えてきたら最後突き当たりになりますので、夏なら右側に冬なら左側に降りるとちょうど風裏での釣りができるように降りていけます。
磯は下でも回り込めるようになっているので、好きなように降りていってください。
どちらも降りるにはロープを使いますので手をあけておいてくださいね。
写真は名南風鼻北側上から
崖を降りたらすぐに先端です。
ポイントはいくつかあるので、まんがいち先客がいても釣りはできます。
動画でも行き方あるので参考にしてください。