渡船のやっていない磯へボートで渡っています。
毎回ボートを磯へあげているのですが、引き出しは多い方がいいという事で係留の練習をしてみたいと思います。
もしスムーズにできるようになればエンジン付きでもこれるし、ボートに傷が入らないからいいかもです。
ボートを係留するのに槍着け(いってこい係留)という方法があるようで、これを使って磯釣りに役立てようと思います。
漁港内などの穏やかな場所でなら簡単なのでしょうが、はたして磯でも同じようできるのでしょうか。
きちんとした方法ではないかもしれませんが、簡単に絵にしてみました。
空から見た図です。
アンカーを入れてブイにロープを通しボートの船首と船尾に結びます。
ブイには滑車を取り付け、そこへロープを通します。ここのロープの滑りが重要。
磯はピトンなど固定したものに結ぶ。
これで準備は完了です。
片方を引っ張るとボートがこっちに来ます。
磯が小さかったり満潮で足場に波が来る場合などボートに荷物を積んでおいたりできるので便利です。
そしてもう片方を引っ張れば、ブイの方へボートが行きます。
これがいってこい~って感じなんでいってこい係留なんでしょうか(^^;
すごく便利な係留方法なんですが、やってみると結構難しい。
まずボートに乗る前にロープは絡んでない状態にしておく。小さなボート内でロープの絡みを解くのは危険だし困難です。
今回やってみた感じの角度です。
当たり前ですが係留場所は磯で波が穏やかになっている場所で行いました。
- 磯からある程度距離をとって潮上にアンカーを入れる
- アンカーが効いたらブイに結ぶ
- ブイにロープを通し船尾に結ぶ
- 逆側を船首に結ぶ
- ロープを出しながら磯へ進む
- 磯へついたらロープを握りながらロープを固定する物を作る
こんな感じで行いましたがロープがボート内で絡まり出て行かないのが1番やっかいでした。
うまくいかない場合は4番の船首ロープは最後の方がいいかもしれません。
荷物も降ろし行ってこい~っとロープを引っ張るとボートが沖の方へ行けば成功ですが、1発目ですので失敗してブイまでこっちによってきています。
アンカーがどうも外れているようです゚(T_T)
やり直しかなと思ったとき何とかアンカーが効いてくれましたが、やり直すとなればロープを積み直してと大変なのでアンカーは慎重に入れないとです。
何とか磯の手前で止まってくれました。アンカーが根がかりしたのだと思いますが・・・
今度はステンレスチェーンとアンカーロープの角度をもう少しつけてみようと思います。
初めての係留ですのでロープが外れたり、アンカーが外れたりしないか確認しながらの釣りとなりましたが、無事6時間ほどこの位置で浮いてくれていました。
写真はボートと磯のあいだに岩がありますので、ポジションミスです!ですが、右側からひっぱれば普通に帰れますので大丈夫でした。
1度や2度じゃ慣れそうにない作業でしたが、大潮の日は磯に波がかぶるのでこの方法ならボートを気にしなくていいのでもう少し練習してみます。