友達からボートエースの30をもらったので船舶免許が欲しくなってきました。
GEB30は5馬力まで搭載可能です。
2馬力でも全然楽しめるのですが、youtubeでボートエース+5馬力の滑走動画を見てたらスピード感が全く違います。
友達に免許取りに行くかー?って言ってみたら行こ!!ってなったんで、思い切ってボート教室に電話して申し込む事に。
国家試験と聞いて受かるかどうか自信がないので、2級の学科+技能教習で申込みをする予定でしたが、先生が「2級なら学科は記憶力の問題なんでいらないと思いますよ~」って感じでした。
教科書を読んで問題集をやれば学科の講習はなくても受かる
と言われたので言われるがまま、「それじゃあ自分で勉強します」と言ってしまいました。
不安はありますが、学科講習免除となれば1万円ほど安くなります。
結局実技講習1日+試験1日で7万ちょっとほどのコースにする事に。
しばらくして家に教科書と問題集が届きました。
ついでにロープも付けてくれていました。
実技のテストで巻き結び、もやい結び、いかり結び、一重つなぎなど何か1つの結び方をしないといけないみたいです。
ちなみに係留も必ずしないといけないのでクリート結びもマスターしておかなければいけません。
教科書も問題集も100ページ弱ほどあり、やっぱり学科の講習してもらえばよかったかなと思いました゚゚(゚´Д`゚)゚
試しにどんなものかノー勉で模擬試験問題をしてみる・・・
常識問題は分かるけど専門的なものは分からないという感じで、50問中半分あるかないかでしょうか。
船舶2級の学科試験の合格基準は
- 心得及び遵守事項 12問中6問以上
- 交通の方法 14問中7問以上
- 運航 24問中12問以上
- 50問中33問以上
というのが条件です。
いいように考えればそれぞれの問題、半分までは間違えられる。
悪いように考えると、他は満点でも1種類の項目が半分以上間違っていれば落ちてしまう。
釣りをする人や車やバイクを触る方には有利な問題が多いように感じました。
テスト問題はひたすら勉強するとして実技講習の日がやってきました。
講習日は自分と友達、そしてもう1人の方と3人+先生で4人乗りのボートで講習です。
係留から離岸、着岸をまずは練習。
海の上なので車ほどうまく動きませんが、そのかわりにボートフックという棒を使えるので遠くからでも係留ポイントへ引き寄せられるので、無理に接岸しなくても棒で調整すればうまくいくかなといった感じ。
次は少し沖にいって救助の練習です。
救助者のかわりに輪っかのついた浮きの救助でした。
低速での救助は思うように動かず、また救助者に当てたらもちろん大減点。ですが、こちらもボートフックが使えるので、結構離れていても救助できますので何とか出来ました。
最後に蛇行の練習です。
ブイとブイのあいだを蛇行していくのですが、結構なスピードでやらないといけないので遠心力でひっくり返らないか心配でしたが、ボートエースなどとは全然違い変針の時も安定していました。
上記がだいたいの大きな項目がこちらです。
あとはあいだに安全確認、後進時と出発時にはプロペラの点検、エンジンルームや船体の点検、法定備品の点検を覚えれば問題ないでしょう。というものでした。
3人かわりばんこに4~5時間練習させて頂きました。
そして試験の日。僕たちは2週間あきましたが、講習したての方もいたので試験間際に講習できるならそれがベストだと思います。
試験も講習させてもらったボートと同じで3人+先生の4人で試験です。
船体の点検やエンジンルームの点検それぞれ2点ずつ、ハンドコンパスの使い方とロープの結び方をやってと言われます。
そして蛇行や救助、着岸離岸そして係留と全く同じ操縦をするので、感覚が残っていれば全然大丈夫な実技試験となっていました。
問題の学科試験ですが、一応教科書を全て読んで問題集をしました。
問題集の中よりテスト問題がかなり出ていましたので、問題集を繰り返してやれば問題なく通ると思われます。
全くの勉強なしではやはり難しいと思いますので、必ず勉強していかないとです。
免許の合格発表は当日ではありませんので、4日ほどあとに免許学校に聞くかネットで見るかして下さい。との事でしたので確認したところ、友達も自分も無事受かっていました。
それから3日後に船舶免許証が届きました。
ちなみに学科と講習は別物なので、どちらか受かれば再試験の時は落ちた方だけで大丈夫だそうです。期間は1年以内のようです。