20年前の2馬力船外機 SUZUKI DT2
古くてもグリスアップしておけば、サビや固着から守ることができます。池や湖で使う人は多少サボっても大丈夫かもしれませんが、海で使う人は必ず帰ってきたらグリスを塗ってあげましょう。
海使用の場合、放っておくと潮で1度で使えなくなってしまったなどというトラブルもありえます。
簡単に手入れできる場所を紹介します。
とても簡単ですので、やってみると愛着もわきますよ~。

まずはハンドル部分。
固着するとハンドルが動かなくなるので、ボルトを外してグルスを塗ります。

エンジンを固定するクランプネジ。
グリスでもいいですが、この場所は潤滑油をこまめに吹き付けた方が汚れが少ないと思います。

首振り部分。
ここはグリスガンで注入する必要があります。
上下の隙間から黒くなった古いグリスが出てきます。新品のオイルが出てき始めたら完了。

グリスガンがなかったら画像のボルトを緩めて、隙間からグリスを入れることもできますが重たく疲れるのでおすすめしません。
プロペラのグリスアップ。

割りピンをペンチで引っこ抜くとペラを外すことができます。
これが長いことグリスを塗っていないと、ペラが外れなくなります。

潮抜きをするときペラを外す人は毎回されると完璧ですね。
だいたいやっておいた方がいい部品箇所の紹介でしたが、他にもネジ類はこまめに潤滑油を吹き付ける事がおすすめです。