今回はスズキの2馬力船外機DT2を売ろうと思い整備。
軽くていい船外機なんですがメンテナンスするのにカウルを外すのが面倒すぎるので、今度買うならワンタッチでカウルが外せるタイプがいいですね。
とりあえずエンジンはかかるようにして譲ろうと思いますので、キャブとプラグの清掃すると1発でエンジン始動。
冷却水も検水から確認できたので、これでOKと思っていましたがふけ上がりをチェックしていたら高回転のまま戻らなくなってしまいました。
この船外機はニュートラルがないため、プロペラを外しての作業をしていて良かったです・・
スロットルレバーを戻しても勢いよくエンジンがうなっています・・
回転数を変えれるアイドリングスクリュを回しても効果なし。
慌ててエンジンを止めて原因を考えます。
アクセルレバーが取り付けてあるジェットニードルが下に下がらない?感じがする。
詰まんているところの細い棒が上下することでスロットルの開閉が行われているみたいです。
これが上に引っ張られている?
下にいかないのでアクセルがほぼ全開になっている状態っぽいです。
回して外してみました。
外すと問題はなさそうですけどねぇ・・
あれ?なんかはいってる?
なにかキャブの中にはいってるかも?
やっぱりなんかはいってるかも?
黒いプラスチックのようなものが出てきました!!
これはおそらくスロットルパネルのかけら?
割れて入ったのか朽ちて入ったのか、キャブレター内に・・
これがスロットルバルブの下に挟まってアクセルが閉じなかったようです。
異物を取り除いてエンジンを始動させたら問題なくアイドリングできるようになりました。
海の上でこのトラブルも危なかったですね。エンジンをかけたら全開しかできないってのも怖すぎますw
これで安心して次の方にも使って頂けます。