スズキの水冷式船外機 DT2のインペラを点検しようと思います。
インペラがダメになるとエンジンまで水がいかず、冷却できずオーバーヒートを起こしてしまいます。
エンジンをかけたら水が巡回しているかどうか、検水口から水が排出されているかを確認した方がよいですね。
インペラはゴムなので数年で劣化します。放置しておいた船外機なんかは硬化が早くすぐにダメになってしまうので、必ず久しぶりに使う場合は点検しましょう。
DT2はとても簡単な作りになっているのでインペラ交換も簡単です。
プロペラを外していきましょう。
プロペラは割りピンで止まっているだけなので、ペンチで真っ直ぐにして引っこ抜くだけです。
プロペラを外した時にシャーピンも外れるので無くさないように。
写真に写っている棒状のもの。
上下にあるボルトのネジを外せばもうインペラの登場です。
引っ張り出してみて触ってみます。
柔らかくゴムっぽい感じなら問題なしですが、引っ張り出す時にちぎれてしまうようなら劣化していますので要交換です。
また触ってみて固いと感じたり数年交換していなかったりすると、使用している時に破損の可能性がありますので交換しておいた方がいいですね。
数千円の交換費用でエンジンを焼いてしまったりするので、インペラの点検は大切です。