トーハツの2スト5馬力をメンテナンスしています。
検水口からの水が気持ち少ないと思うので、ピストン周りの冷却水の通り道を確認してみたいと思います。
前回インペラ交換したところ、羽は生きていましたので塩詰まりが原因かと思っています。
まずはプラグを外してシリンダのヘッドを外します。
ボルト5本外すだけですが、カウル内でもボルトの中が塩噛みしてなかなか外れません。
ガスケットの隙間が白くなっているのは塩でしょうね(ノД`)
やっぱり塩だらけです。
この調子じゃシリンダの下も塩やろな~。って事で洗浄するために外すことにします。
どれを外せばいいのか分からなかったので、仕組みを理解するために結構いろんなものを外しました。
それは外さんでええやん!って言われる物も外してるかもです。
キャブはワイヤーとチョークが繋がっているので撤去(前回キャブの洗浄編で外し方紹介)
ギアケースも中でシャフトが繋がってるのでずらして作業です(前回インペラ交換で外し方紹介)
船外機下から見るとシリンダーケースを固定しているボルトが6本あります。
角度的には3本しか見えていませんが、船外機を回したりして6本外しました。
配線が繋がっているのでこれを外します。
一応外してもオスメスで配線の色も全部違うので、間違えることないので安心です。
フライホイール横にあるギアを外してスターターごと外しました。
これでもう外れるはずなのですが、固着しているのかカチンコチンで外れません。
スターターを撤去したら出てくるこの部分が取っ手になって力が入りやすいです。
このフライホイールのボルトも外さないといけないのかどうか不明だったんで、一応外しましたが関係あったのかな?
ちなみにクルクル回るのでかなり外しづらい。
布や木をあててハンマー作戦で何とか外れてくれました。
思ったよりこっちは綺麗でした。
まぁでも細くなっているところは所々、塩がこべりついています。
お湯で掃除しますが、長年に渡ってできた塩がなかなか落ちてくれません。
まぁまぁ綺麗になりましたが、次開ける時には塩害防止剤のソルトアウェイってのを用意しておこうと思います。
なかなかレビューを見てると良さそうですね。
ガスケットはさすがに流通していなかったので、液体ガスケットで接着です。
また次回はガスケットシートで自作となりそうです。
と思っていましたが、トーハツさんでパーツまだまだ残っていて注文することができました。
かなりガスケット類は結構出るのでパーツが結構あるようです♪
検水口からの水の量がかなり増えました。
船外機にもよると思いますが、検水口からの水が霧状になっていると潮詰まりとかインペラを疑うようにしています。
詰まりがなかったら蛇口から出る水のように繋がった水が飛びでるので、ここだけ要チェックです!
毎回バケツに水を貯めるのも面倒なので、こんなものを発見しました。
フラッシングプラグってやつで直接ホースを繋げて、塩抜きできるってものです。
帰ってきてから何が嫌かと聞かれたらこの作業だったんで、これならやる気になるしエンジン止めてていいみたいなんで、近所迷惑にならないのがいいですね(^O^)
遅おそまで釣りができるってもんです♪