トーハツ船外機のスターターロープ交換方法!リコイルスターター

小さな船外機のエンジンはリコイルスタートとなっています。

スターターロープを引っ張ってエンジンスタートするのですが、このたび沖でロープが切れてしまいました。

ロープが劣化して切れないように数年に1度は交換しておかないと、このようになりますので注意が必要です。

幸いエンジンがかかったと同時に切れたので出航地まで向かう事ができました。

最後の方に動画載せましたのでスターターロープが切れた時の緊急のエンジン始動方法は動画の最後を見てくださいね。

それではスターターロープの交換方法をやっていきます。

正規品を注文すると数日かかるのでホームセンターでロープを購入してきました。

クレモナの金剛打ちという種類のロープを購入。

純正は4.5mmの約1.6mですが、今回は5mmしかなかったので少し太くなりますが大丈夫かな・・

長さはメートルで買えたので2mで200円弱でした。

ちなみに純正品は700円と、これでいけそうなら少しお得です。




まずはリコイルスターターを外して残った紐を外します。

どんな船外機でもカウルを外したらすぐに見えていると思いますので、ボルトを取って外します。

ロープの先っちょは、ほどけていかないように炙っておくといいそうです。

ボンドやテープなどでもいいと思います。

まずは取っ手です。

ロープを通して結び目を作って抜けないようにするだけです。

次にリコイルの方の穴にロープを入れていきます。

ロープを太くしたせいか通りが悪く少し苦戦しました。

炙った時にとがらせておけばよさそうです。

奥の円盤の方にもロープを入れないといけませんが、こちらも穴が小さく苦戦!!

割り箸みたいな押し込める道具があれば簡単です。

ロープが通ったら結び目を作るだけです。



自分の船外機の場合、このまま円盤を巻いていったらロープが巻けました。

ロープを巻くだけではスプリングが効いていないため、ロープを引いても中へ戻っていかないのでスプリングを調整します。

リコイルの上にある安全ロックをNの位置にします。

これを解除しないとスターターロープが引けません。

切り込みがあるので、ロープを通して2周か3周回すとちょうどいい戻り具合になりました。

最後に船外機にセットしてクランキングするかチェックして終わりです。

動画も出来たので良かったらどうぞ。

動画最後はロープが切れた時の緊急始動のやり方になっています。

やってみたらすごく簡単だったので、これなら定期的に交換する気になる作業でした。

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