船外機のハンドル(首振り)が重いので分解整備する

今回はトーハツの2スト8馬力船外機のメンテナンスです。

マーキュリーのシープロ8馬力や9.8馬力と同じタイプのモデルとなっています。

ティラーハンドルによる舵取りが非常に重くなってきて、片手では方向を変えれないほどになってきました。

横にある首振り調整ネジを緩めても同じです(;_:)

上下のニップルからは上はグリスが入るものの、下は入っていっている感じがしません。

船外機を裏から見たらステアリングシャフトも錆錆なので、1度分解してみようと思います!!

ロワーケース上にあるマウントブラケットを外します。

海に浸かる部分なので腐食が酷く、いきなりボルトが折れてしまいましたw

叩いて外しましたが、5000円ほどする部品ですので交換予定がない場合は慎重に外しましょう。

次はクラッチとリバースロック、アースなど外します。

あと4本のボルトでロワーケースも外しておきます。




驚いたのが基本これだけでエンジンとシャフト部分を分離できます。

エンジン下の検水が出るあたりも繋がっているように見えますが、ゴムのマウントに載せてあるだけで上へ引っ張れば外れます。

が、しかしスロットルワイヤーが繋がっているのでこれだけ外さないといけません。

ネジを緩めたら外せます。

あとは上手にエンジンから2本引き抜きましょう。



スロットルワイヤーを外したらエンジンを重いけど上に引っ張ると!!

この取っ手を持って更に上にシャフトを引き抜きます!!

やはりシャフトが錆びまくっていて引っかかる感じになっていました。

ニップルの穴からシャフトまでは塩詰まりでグリスがいかなかったようです。

シャフトの肉厚が結構あったので研磨して、グリスアップすればこのままでも使いつづける事も可能だったかもですが・・

せっかくなので部品を注文♪

1万くらいしますが、朽ちたりするのも不安なので色々新品に交換します。

ラバーマウントも新品にして各部分グリスアップして組み付けていきます。

マウントブラケットだけ新品で他は古いので違和感がすごいですが(^^

上下のニップルからもグリスが簡単に入るようになって、驚くほど舵が軽くなりました♪

舵取り調整ネジをキツく締めておかないとアイドリングでハンドルが動くほど軽くなりましたw

シャフトの交換は簡単でしたが、スロットルワイヤーの脱着が意外と大変でした💦

ハンドルからワイヤーが外せたら簡単だったのですが、これって外れるのかな?一体型なのか?これだけスッキリしない感じになりました。

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