これからミニボート釣りを始めようと思っている方の参考になればと思います。
ボート釣りは沖にいる魚を狙えたり、場所取りがないなどメリットがたくさんありますが、なんといっても準備と後片付けが最高に面倒です。
中には1度行ったっきり「もう2度と行かない」や「お金払って船に乗るわ」となってしまう方は多いと思います。
自分も初めての日は準備と片付けが釣り時間より長くかかってしまったものです(^^;
今では結構早くなってきたかな?と思えるようになってきました。
ボート釣りの装備
オール、荷物バッカン、クーラー(椅子)、救命浮環、魚探、ビルジ、アンカー、サイドフロート、船外機、燃料タンク、そしてドーリー(ボート運搬のタイヤ)です。
カートップボートだとキャリアにラッシングベルト。
ゴムボートの場合は、空気を入れる道具が必要になるかわり、キャリアやサイドフロートがいりません。
どちらのボートを選ぶかで道具が変わってきますが、自分の場合はボートエースというボートでカートップタイプになります。
膨らます時間がありませんので時短となりますが、安定性は劣りますのでサイドフロート取り付け時間が必要です。
車への積み込み時間
ボートの上にほとんどのものを置いておいて、ドーリーで車の後ろまで持ってくる方法をとれば、ほぼ満載のこの荷物もわずか10分ほどで積み込む事ができます。
空になったボートを最後にカートップするだけで準備は完了です。
カートップした後は確実な荷締めに10分くらいでしょうか?
とにかく30分後には家を出発できるようになっていました♪
ドーリーがない時は辛かった
ドーリーとはボート運搬用のタイヤです。手作りですが画像参照
とにかくボートが手に入ったらドーリーを用意することが必要だと思います。
これがない時は道具を1つ1つ手で運んで30分ほどかかっていました。やはり真後ろまで道具を持ってこれるのとでは全然違います。
ボートはとても重いので倉庫からの数メートルの車まで運ぶのに、これも10分以上かかっていたと思います。
現在はドーリーで10秒くらいです。
なんだかんだ家を出るまでは1時間ほどかかっていた思います。
出航場所が重要
現地に到着したら次は出船地までボートと荷物を運ばないといけません・・
水辺に近ければ近いほど楽に早く出船できますが、ボートを降ろせる場所が結構悩むところです。
漁港はミニボート禁止のところが多く、海岸からは砂浜で距離があり運搬が大変、岸壁は高さがあって降ろせない。
出船が楽にできる環境かどうかで長続きするかどうかが決まるようなものですw
1番いいのは有料でも許可してくれている漁港のスロープを使わせて頂くことなんですが、なかなかそういう漁港も少ないです。
スロープが使えれば積み込み同様、20分ほどで出船できるんじゃないでしょうか。
出航までの時間
先ほども書きましたが、出船ポイントによって、またはドーリーがあるかないかでも出航までの時間は全然変わってきます。
自分はスロープがある恵まれた環境にはありませんので、砂浜からのエントリーです。
車から海辺までは歩いて2分ほどでしょうか。
ドーリーがない時はボート道具を運ぶのに5~10往復くらいしていて、道具を持ったぶん足取りも重くなり30分ほどかかっていました。
そして最後ボートを休憩しながら10分ほどかけて運搬。
その後、海に浮かべて更に荷物を積み込むのに10分ほどで1時間ほどかかっていたと思います。
ここにゴムボートの場合は空気を入れる時間もかかっちゃうんですよね・・
これはさすがに長続きはしませんよね・・
ドーリーで出船スピードが向上
先ほども言いましたが、まずミニボートを手に入れたらドーリーを用意です。
これがあればボートを車の後ろに降ろす → 道具をボートに積み込む → 海辺まで押していく → ドーリーを外すといった感じで1往復か2往復以内で30分以内で出船可能となりました。
砂浜はドーリーのタイヤが小さく細い場合、全く動かなくなるので大きなタイヤのものでないと使い物になりません。
波打ち際はかなり力を入れないと動いてくれませんので、砂浜専用のバルーンタイヤなるものを買えばもう少し早く出船できるようになるかもしれないので考え中です。
釣りが終わったら
釣りが終わり砂浜に戻ってきたらドーリーがない場合、また道具を何往復もして車に積み込まないといけません・・
このあたりで思ってしまいます「もう来ることはないな」と・・
これが爆釣していれば考え方も変わるかもしれませんが、坊主だと片付けの最中に絶対思ってしまうんですw
更に体力が減っているのと帰りは登り坂になるので、ドーリーがあっても出船準備よりかは時間がかかってしまいます。
これもドーリーありで釣れてて気分が良かったら何とか30分以内で片付けれます。ドーリーがない時は地獄でした。1時間以上かかっていたと思います。
そして更に帰ったら洗う作業が残っています。
書いていて思うのが、こんな事毎回ようやってるな・・と思います(^^;
これもドーリーがあれば洗ったものが乾かしたら、ボートの上に乗せておくだけで次回の釣行の準備になりますが、ドーリーがなかったらボートと荷物を収納する作業が待っています。
最後にまとめ
嫌になるような事ばかり書きましたが、ボート釣りはナブラを追いかけたり、沖のすれていない魚を狙えたりと良いこともたくさんあります!!
準備は確かに大変ですが、自分なりに時短できるようボート用品を作ったりするのも楽しいところです。
今回はドーリーの素晴らしさをお伝えしました。
結局ドーリー無しでは家での準備1時間、海での準備1時間、海での片付け1時間、家で片付け1時間で全部で4時間ほど準備片付けに必要です。
それがドーリーありだと家での準備30分、海での準備30分、海での片付け30分、家での片付け30分(次回の釣りの用意にもなる)と半分に軽減されます。
まだまだスピードアップを目指している途中ですが、まずはドーリーから用意してボート釣りを楽しみましょう♪