今回はホンダ純正インターナビにカロッツエリア「TS-WX400DA」というサブウーハーを取り付けして欲しいとの事で作業しました。
オデッセイハイブリッドRC4の純正ナビだったので、社外ナビのサブウーハーの取り付けと違い苦戦しましたが何とか取り付けすることができました。
今回取り付けするカロッツエリアのサブウーハーのセットには、スピーカーに接続する配線なども付いていたのでほぼ用意するものはなかったのですが、ハイローコンバーターというRCAピンコードで取り付けする方法が音質いいという情報がありましたのでそちらの方法で接続していくことにしました。
社外ナビの取り付けは何度か経験があったのですが、純正ナビは初取り付けでナビ裏に何もない状態からどうやって接続するのか迷いましたが一応手順を載せておきます。
ナビの取り外し
ナビ裏よりスピーカーに配線したいのでまずはナビを取り外します。
ナビ下に長方形のカバーがあるので外します。
ピンで止まっているだけですので、赤丸部分にマイナスドライバーなど入れて外します。
次にネジを外します。
これだけ外せばあとは引っ張るだけでナビが外せます。
ナビゲーション裏のコネクターを全て外していきます。
今回ウーハーの取り付けに接続するカプラーが赤丸部分となります。
純正ナビ配線図
今回は社外ナビと違い、サブウーハーを取り付ける場所がないのでスピーカーケーブルへ配線していかないといけません。
ナビ裏の電源カプラーより今回使う配線です。
左フロント(+) → 黄緑 左フロント(-) → 水色
右フロント(+) → 灰色 右フロント(-) → 茶色
アクセサリーは空きの横で紫となっていました。
ハイローコンバーターの接続
直接配線でもいいですが、ハイローコンバーターを接続しての方が音質がいいようですのでスピーカー配線にコンバーターを取り付ける事にします。
各スピーカーの+-に接続してアースを取るとRCA出力できる。
純正ナビの配線は短くて細くてぎゅうぎゅうで結構作業するのが大変です。
配線を剥いて分岐し、絶縁しました。アースは近くのネジより取りました。
ハイローコンバーターを取り付けたならRCA(赤白)ケーブルは用意しないといけないので、車の設置する場所に届く長さのケーブルを用意してください。
今回は運転席後ろに設置でしたので3mで大丈夫でした。
リモート線の接続
サブウーハーは常時電源の他にリモート線を繋がないと起動しません。
リモートはナビのリモートコントロール(青)に接続が良いのですが、純正ナビのどこにあるのか不明でしたので一応同じようなアクセサリーに接続しました。
さきほどのナビ裏24ピンの紫がアクセサリーなのでそこに配線です。
アクセサリーとリモートは一応ちがうので、リモート線が分かる方はそちらに配線してください。
ウーハーの位置と配線処理
サブウーハーの位置をだいたい決めたら配線を隠していきます。
先ほど取り付けたリモート線やRCAケーブルもナビ奥に処理します。
運転席裏にウーハーを置きたいとの事でしたので、ナビ裏から運転席横を通して設置です。
一応オデッセイの場合コンソール裏にはコンセントやアース設置場所が標準装備されていましたで、ウーハーのアースはそちらから取れました。
電源をバッテリーから取る
サブウーハーの電源といえばバッテリーからいわゆるバッ直。
これが当たり前と思っていましたが、説明書を見てみると10A以上の常時電源から取って下さいと書かれていました。
となると結構どこでも電源の取れそうですよね?
ですが、調べているとやはりバッテリーからの安定が良いようなので結局バッテリーまで配線を伸ばしていくことにしました。
オデッセイなんですがアクセルなどの足元からエンジンルームまで配線引き込めそうなところが分からなかったので、ドア横よりボンネット横を通す事にしました。
運転席足元よりドア横に配線を通します。
グロメットがありますので、配線サイズに穴あけしてます。
この上の穴の奥がエンジンルームへ続いていました。
針金などに巻き付けて押し込むと簡単に通すことができます。
エンジンルーム内のこのパーツを外しておけば、作業しやすいと思います。
ピンで止まっているだけです。
配線がエンジンルームまで来ました。
バッテリーへ接続したいのでギボシからクワ型に加工しました。
バッテリーに割り込ませます。
これで作業は終了となります。
作業が終わってのまとめ
無事取り付けすることができました。
社外ナビならピンケーブルを差し込むだけだったので、純正は少し大変だと思いました。
久しぶりにサブウーハーの低音を聞いたら、やっぱり全然迫力が違いますね。
欲しくなりました(^^)
一応今回取り付けしたカロのサブウーハーです。
薄型で置き場の少ない車種でも設置しやすいと思います。
今回はハイローコンバーターでの取り付けでしたが、なくても取り付けできるようになっているのでぜひウーハーに興味がある方は取り付けてみてください。