船首のバウデッキの検査基準が意外と高い!自作注意点

今回は色々手直ししたfish12を小型船舶機構に持っていってきました。

この船、予備検査付きは問題なく検査をパスできるようなのですが、この船は予備検査がなく波除けも取り付けてなかったので自作していきました。

海での使用の場合は船の長さの13%のデッキ、更に波が両側にはけるような構造のものを作って下さいとの事でした。

一応船体の15%ほどの長さで製作し、波が両側にはけるように少し高くしていきましたが写真のような1cmほどの高さでは全然足りませんとの事でした。

詳しく聞くとバケツをひっくり返したほどの量をバウデッキにかけられても両側に水が流れるようにとの事。

そう言われてもどのくらいのもの?って感じでしたが、波除け最終部分にだいたい6~8cmほどの壁を作ってくれたらまず大丈夫って事でした。




せっかくFRP施工しましたが、やり直すしかなさそうです。

6cmの高さの角材とL型ステー、固定用ボルトとコーキングも用意しました。

1cmかさ上げした部分の撤去をします(-.-)

グラインダーでFRPを切断してマイナスドライバーで外していきました。

1cmの木材は木工用ボンドで接着していたのですが、今回驚いたのが木と木の接着での木工用ボンドはかなり強力で外すのにかなり苦労しました。

FRPの段差があるとステーが浮くのでなるべく平らにしました。

ガラスマットを1回貼っただけでも5mm近く分厚くなって結構削らないと下地と面にならないです。



実は先に角材を塗装していたので、FRPを切ったり削ったりしていたあいだに乾いてそのまま作業が進められそうです。

この角材が6cmなので、これを取り付けすれば大丈夫なんですが高すぎて不自然じゃないかなーって思うんですよね・・

まぁでもこれくらいでないと船検受からないんで穴あけしていきます。

L型のステンレスのステーで固定していきます。

木なのですべてワイドワッシャーを使用しました。

固定はできましたが、下の隙間から水が入ってこないようにコーキングをしました。

ボンド効果もあるので強度も上がりそうです。

コーキングが乾いたらゴムモールを考えて取り付けてあげようと思います。

船首デッキに座って釣りを出来るかなと思いましたが、この壁が邪魔で無理そうですね・・。

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