船外機でボート釣りを始めるなら必ず持参して行ったほうがいいのがスパークプラグとオールです。
前回海上で何度スターターロープを引いてもエンジンがかからないという事態になってしまいました。
湾内で遊んでいるとはいえ、潮と風次第では大惨事になりかねないところ。
その日はベタ凪で陸向きに風が吹いていたのでオールで帰港できたのですが、少し怖い思いをしました。
帰って分解整備しているとキャブレターは綺麗だし、インペラも劣化していない。
結果原因はプラグかぶり。
プラグかぶりとはチョークを引いて燃料を濃くした状態でエンジンをかけるのがうまくいかなかったりすると燃料がプラグを濡らしてしまい、うまく発火しなくなってエンジンがかからなくなる現象。またすすがプラグに被ってうまく点火しない。
こんな感じだと思っています。
それでは確認のため、プラグを外してみます。
SUZUKI DT2の場合はすごく簡単でスロットルパネルの裏にプラグがあります。
下に開けてみればプラグがあります。
プラグの種類は色々ありますが、B5HSというプラグ1本。
プラグコードは引っ張ると外れるようになっていますので引っ張ります。
プラグは通常プラグレンチという道具で外すのがいいですが、この船外機はプラグがついている場所が広かったのでモンキーやスパナで外すことができました。
やはり濡れて真っ黒になっているスパークプラグ。
右のが新品で左が今まで取り付けていたプラグ。
そういえば最後に交換したのはいつだったかな?
一応試しにすすやオイルを拭き取り、エアーコンプレッサーでプラグを洗浄するとなんと一発始動しました。
やっぱりプラグが原因だったのかと新品に交換です。
とても簡単に交換することができましたので、これなら海上ボート内でも取り替える事ができそう。
プラグかぶりが起きた用に新品のプラグとプラグレンチ(外せる工具)は積んでおくと安心です。
しばらくプラグ交換していなかったので、変えてみたらアイドリングの安定とスロットルのレスポンスがよくなりました。
海上でのエンジントラブルは重大な事故になりかねないので、プラグの清掃も日々やっていこうかなと思います。