船舶免許が取れたので、とりあえずボートエース30に5馬力をつけてみようと思い買いました。
平成12年式とかなり古いですが、トーハツのM5B 369ってモデルです。
4ストならまだまだ新しい船外機がありましたが、小さなエンジンなんでちょっとでもパワーが欲しいし、メンテが簡単そうなんで2ストを選びました。
環境の事を言われると、すみません・・・としか言えませんが(T_T)
きちんとマリン用のオイルを使うということで・・・
話は戻りますが、なんと!
ボートエースほどの軽い船なら4スト5馬力でもプレーニングするという動画を見てしまい、それなら2ストなら絶対滑走するんじゃ!?という期待もあり2ストです。
一応エンジン1発始動ってのを買ったんですが、海の上でのトラブルになると怖いので自分が納得するまでメンテナンスしようと思います。
キャブやインペラは後日するということで、まずは周りの簡単なチェックです。
アノードの交換
防食亜鉛アノード。プロペラの少し上の横についてあります。
錆を防いでくれる身代わり地蔵的なアノードですが、結構腐食していましたので交換します。
4~50馬力と他のモデルでも使用されている部品だったので、まだしばらくは部品には困らなさそう
綺麗になりました。しばらくはこいつに船外機を任せるとします(^人^)
プラグの交換
エンジンカウルを外せばすぐに見えます。
BP7HS-10という型1本です。全然手に入るもので良かったです。
エンジンカウルがワンタッチで外せるのがすごく楽ですね。点検する気になります。
エンジンはかかるものの、結構な錆だったので交換しておきます。
一応予備の予備で置いておきます。
ステアリングのグリスアップ
首振り部に油っぽさがないのでグリスを入れておきます。
ニップルになっているのでグリスガンが必要です。
たまに首を振りながらグリスを注入していきます。
ステアリングの隙間から古いグリスが押し出されてきました。
グリスが新しくなってきたので綺麗に拭いて終了!
プロペラの確認とグリスアップ
プロペラのナットには割りピンがついているので、ペンチで真っ直ぐにすれば引き抜くことができます。
海に浸かる部分なんで塩で固まってないかが問題となる箇所です。
思ったよりスルスル~っと抜けましたが、プロペラシャフトに釣り糸が絡まっていました。
これを綺麗にして次回もスルスルっと外れるようにシャフトにグリスを塗っておきます。
プロペラに負荷がかかったら折れるシャーピンってのが見当たらなかったんですけど、調べるとプロペラ内のゴムが負荷を緩和する機能があるとか?
まぁシャーピンはないようなのでこのまま元通りにしました。
各部分のネジにオイルまたはネジ交換する
エンジン取り付けをするクランプなどネジになっている部分にはオイルやグリスを挿しました。
上からではなく緩めてちゃんとネジ山にオイルをささないとですね。
固着している部分は何とか外してネジ山を綺麗にしてネジ交換。
これが1番重要な作業と思っています。
今現在エンジンがかかっていても、故障した時やメンテナンスをする時に塩で固着して外せなかったり、最悪ネジを折ってしまったら高額かさよならコースですもんね。
まとめと次回
ネジの塩噛みが1番気になっていたところなので今のところ、まだアタリの船外機かなといった感じです。
今回は簡単な場所の点検とグリスを挿しただけですが、次はインペラ交換と冷却水の通り道の清掃、そしてキャブの掃除とギアオイル交換と順にやっていきたいと思います。
ギアケースとインペラ周りの塩噛みがなかったらいいんですけどね~。